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【EXPO2025】大阪・関西万博に行こう!
楽しみ満載の万博ガイドをお届け♪

大阪・関西万博の会場イメージパース

2024.04.19

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Written by: フジ(フジ)

現在、大阪では2025年4月13日に開幕する「大阪・関西万博」に向けての準備が進められ、万博への盛り上がりを見せています!

本記事では「EXPO2025 大阪・関西万博」の会場やパビリオンの概要、公式キャラクター、入場チケットなど、気になる万博情報をたっぷりとお届けします。

EXPO2025
大阪・関西万博とは?

Expo2025「大阪・関西万博」のロゴ ©Expo 2025

「万国博覧会」の略称である万博は、世界各国から最新の建築や技術革新、テクノロジーが集結するグローバルな祭典です。これまで5年に1度のペースで、世界各国にて開催されてきました!

20年ぶりに日本で開催される万博となる「大阪・関西万博」のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
COVID-19を乗り越えた現代、多様性が広がる新たな時代に向け、参加者一人一人が自分や他者、自然界の様々な「いのち」に向き合い、持続可能な未来を模索する場になります。

「持続可能な未来とは何か?」
「世界中すべての人にとっての幸せな生き方とは何か?」
「“すべての”いのち輝く未来社会のために人類は今何が出来るのか?」

「いのち」という壮大なテーマをもとに、世界中の人と「いのち輝く未来社会のありよう」を考えていく。世界中に散らばっている多様な価値観や意見を認め合い、尊重し合い、少しでも混ざり合うことができたなら「未来社会の姿」がどのようなものになるのか。今の時代に必要不可欠で、とても貴重な対話の機会になるはずです。

大阪・関西万博の開催場所は?
シンボルとなる建築物は?

大阪・関西万博の会場イメージパース 大阪・関西万博の会場イメージパース 
©Expo 2025

「大阪・関西万博」の開催場所は、大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)です。会場へは2025年1月末の開業を予定しているOsaka Metro中央線の新駅「夢洲駅」からアクセスすることが可能になります♪

会場の広さは東京ドーム約33個分、サッカーコート約217面分にあたる約155ha!
会場中心部には樹木を植えた「静けさの森」や映画、音楽など各界で活躍する8人のプロデューサーが手がける8つのパビリオン(展示建築)が建設されます。

屋外イベント広場イメージ 大阪・関西万博の屋外イベント広場イメージパース 
©Expo 2025

会場中心部の周りには、参加諸国や企業が独自のパビリオンを出展。その外側にはイベント会場などが建設される予定です!

大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」外観 大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」外観 
©Expo 2025

万博と言えば、シンボル建築が話題にあがりますが、大阪・関西万博のシンボルとなる建築物は、1周約2km、高さ約12m(外側は約20m)、幅約30mの巨大な「大屋根リング」です。完成すれば世界最大級の木造建築物になると言われています!

リングスカイウォーク(夕景) 大阪・関西万博のリングスカイウォーク(夕景)
©Expo 2025
リングスカイウォーク(昼景) 大阪・関西万博のリングスカイウォーク(昼景)
©Expo 2025

巨大木造というのが、日本らしくて素敵ですね。来場者は大屋根リングの屋上から会場全体を見渡すことができ、瀬戸内海の豊かな自然や夕陽を浴びた光景など、海と空に囲まれた万博会場を楽しむことができます♪

大阪・関西万博を楽しむには?
3つのパビリオンを紹介

パビリオンとは日本語で「展示施設」を意味します。万博では参加諸国や参加企業の歴史・文化を感じられ、最新技術を体験できるような建築物・展示・アクティビティが出展されます。

最新のテクノロジーや技術によって、少し先の未来に触れることができる万博のパビリオン!一体どんな内容があるのでしょうか?

①海外パビリオン

「海外パビリオン」では、国ごとのテーマに沿って、独自の文化や技術を紹介する展示施設が登場します。

スイス・パビリオンのイメージパース © FDFA, Presence Switzerland

興味深い2つの国を紹介します。
スイス・パビリオンでは「革新的なスイス」を全体のテーマとして、スイスの革新的な強みが、未来の持続可能性と人々の繁栄にいかに貢献するかを表現・紹介する展示が催されます。

1階に展示エリアが配置され、パビリオンの「球体」の最も高い所には、海の見える革新的なカフェ&ルーフトップバーが登場するそうです!

<展示テーマ>
①「ライフ」(生命科学、健康、栄養)
②「プラネット」(環境、持続可能性、気候、エネルギー)
③「オーグメンテッドヒューマン」(ロボット工学、人工知能)

スイス・パビリオンのイメージパース © FDFA, Presence Switzerland

スイス・パビリオンの建築物は、フッ素系プラスチックのETFE(エチレンテトラフルオロエチレン)の膜で覆われた5つの球体で構成されます(オフィスエリアを除く)。膜材の重量は300~400kg以下と従来の建築物の約1%程度の軽さ!なんと運搬用の自転車2〜3台で運ぶことができるそうです。

使用される膜材はリサイクルが可能で、万博終了後は特別にデザインされた家具に生まれ変わります。まさに環境第一に考えられたサスティナブル(持続可能)なパビリオンと言えますね!

ドイツ・パビリオンのイメージパース ©Germany Pavilion/MIR LAVA facts+fiction

ドイツ・パビリオンでは「循環経済(サーキュラーエコノミー)」をテーマに、「わ! ドイツ」のタイトルのもと、建築形状、展示、コンセプトのどれをとっても「サークル」と深い関わりがあるものとなっています。

ドイツ・パビリオンのイメージパース ©Germany Pavilion/MIR LAVA facts+fiction

建築物はすべての材料が再利用またはリサイクル可能な完全に円形の建物であり、展示では「循環型社会」について考える没入型の体験などが予定されています。SDGs、リサイクルなど社会の未来について体験できるというのが興味深いですね。

ドイツ・パビリオンマスコットのイメージパース ©Germany Pavilion/MIR LAVA facts+fiction

ドイツ・パビリオンに入場する際には小さなガイドさんが同行してくれるのだとか!日本のかわいらしさの美学である「Kawaii」からインスピレーションを受け、生まれたマスコットです。パビリオンの詳細について、日本語、ドイツ語または英語で案内をしてくれます。

それぞれの国のテーマによって、展示物や体験内容が楽しみな海外パビリオン。まだまだ内容の公開がされていないパビリオンも多いので、今後の各国の発表に期待が膨らみます♪

②国内パビリオン

国内パビリオンでは、企業ごとのテーマに沿って、近未来を想像・体験できる、さまざまな建築物が出展されます。

大阪ヘルスケアパビリオンのイメージパース 「提供:(公社)大阪パビリオン」

大阪府・大阪市が大学や企業等とともに出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」では「REBORN」をテーマに、子どもから大人までが楽しみながら、未来の大阪の可能性を感じることができる展示を予定しています。

2050年の未来の自分とともに「ミライのヘルスケア」や「ミライの都市」などの体験をすることができ、幅広い世代が楽しめる内容となっています。自分の健康を見つめ直すきっかけになるかもしれませんね。

国内パビリオンにおいても、詳細な内容が公開されていないものも多いので、今後の各企業の発表にも注目です♪

③シグネチャーパビリオン

大阪・関西万博のテーマ事業である「シグネチャーパビリオン」では、各界で活躍する日本の8人のプロデューサーが主導し「いのち輝く未来社会」のイメージにつながる体験型展示を行います。リアルとバーチャルを交えた多様な体験が用意され、訪れるすべての人々が「いのち」について考え、その概念をアップデートする場所として機能します。

詳しくは公式ホームページをご覧ください↓
https://www.expo2025.or.jp/overview/project/

各シグネチャーパビリオンのイメージパース
各シグネチャーパビリオンのイメージパース

公式キャラクターの「ミャクミャク」って何者?

公式キャラクター「ミャクミャク」  ©Expo 2025 公式キャラクター「ミャクミャク」  
©Expo 2025

「大阪・関西万博」の公式キャラクターは、その名も「ミャクミャク」!

関西のどこかにある小さな湧水地で細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物です。からだの赤い部分は生命の象徴である「細胞」、青い部分は自在に形を変化させる「清い水」をイメージしています。

「細胞」と「水」でできたミャクミャクは、なりたい自分を探して、色々な形に姿を変えることができるそう。時々、姿を変えすぎて元の形を忘れてしまうというおっちょこちょいな一面もあるようで、可愛らしいです♪

大阪市役所に設置されたミャクミャクの巨大モニュメント 大阪市役所に設置されたミャクミャクの巨大モニュメント
大阪市内に設置されているミャクミャクのマンホール 大阪市内に設置されているミャクミャクのマンホール

大阪市内では万博の開催が近づくにつれて、巨大モニュメントやマンホールなど、いたるところでミャクミャクの姿を目にするようになりました。万博まで残り約1年!大阪・関西万博で多くの人に会えることを夢見ているミャクミャクの今後の活躍にも注目です☆

大阪・関西万博オフィシャルストアも誕生!

EXPO2025大阪・関西万博オフィシャルストア ©Expo 2025 EXPO2025大阪・関西万博オフィシャルストア 
©Expo 2025

昨年には、オフィシャルストア第1号店となる「2025大阪・関西万博オフィシャルストア あべのハルカス店」もオープン!大阪・関西万博を一層に盛り上げています。ミャクミャクぬいぐるみやアパレル商品、お菓子など、ミャクミャクをモチーフにした万博グッズが目白押しです♪

2025大阪・関西万博公式ライセンス商品 ©Expo 2025 2025大阪・関西万博公式ライセンス商品 
©Expo 2025

<2025大阪・関西万博オフィシャルストア あべのハルカス店>

場所:あべのハルカス近鉄本店タワー館2階 イベントスペース(ウエルカムガレリア横)
営業時間:10:00~20:30
アクセス:Osaka Metro御堂筋線「天王寺駅」より徒歩約1分

Osaka Metroに乗って大阪・関西万博へ行こう!

Osaka Metroでは大阪・関西万博の開催を盛り上げるため、万博ラッピング車両の運行や万博会場の最寄り駅となる「夢洲駅」の整備などを行っていますよ~⤴

Osaka Metroの万博ラッピング車両

Osaka Metroの万博ラッピング車両

こちらがOsaka Metroが運行中の万博ラッピング車両です♪御堂筋線3列車と、谷町線2列車が対象車両となっており、各列車の両先頭車(先頭・最後尾)にラッピングが施されています。御堂筋線や谷町線に乗車する際は、ぜひ万博のラッピング車両にもご注目ください。

なお、万博会場内にはキャリーバッグ等の大型荷物を持ち込むことはできません。また、Osaka Metroにご乗車いただく際も、安全でスムーズな乗車のため、可能な限り大型荷物を持ち込まないようにご協力ください。

会場直結の「夢洲駅」で万博へGO!

夢洲駅のイメージ画像

2025年1月末に開業を予定しているOsaka Metroの新駅「夢洲駅」。

駅構内のデザインは、受け継がれてきた日本の伝統文化の要素が取り入れられ、大阪・関西万博に呼応した「いのち」の動きを演出した空間デザインとなっています。

※上記イメージ図の本施設周辺の状況については実際の整備内容とは異なる場合があります。

大阪・関西万博の入場チケット料金や種類は?

入場チケットの券種と価格は以下の表をご覧ください。2023年11月30日からは一部の前売チケットも販売を開始しています。

券種 概要 大人
(満18歳以上)
中人
(満12~17歳)
小人
(満4~11歳)
前売限定チケット
開幕券 2025/4/13~4/26まで1回入場可 ¥4,000 ¥2,200 ¥1,000
前期券 2025/4/13~7/18まで1回入場可 ¥5,000 ¥3,000 ¥1,200
超早割一日券
(購入期間:2023/11/30~2024/10/6)
会期中いつでも1回入場可 ¥6,000 ¥3,500 ¥1,500
早割一日券
(購入期間:2024/10/7~2025/4/12)
会期中いつでも1回入場可 ¥6,700 ¥3,700 ¥1,700
会期中チケット
一日券 会期中いつでも1回入場可 ¥7,500 ¥4,200 ¥1,800
平日券 平日午前11時以降1回入場可 ¥6,000 ¥3,500 ¥1,500
夜間券 17時以降1回入場可 ¥3,700 ¥2,000 ¥1,000
特別割引券
特別割引券 障がい者手帳等をお持ちの方及び同伴者1名が購入可能で、会期中いつでも1人1回入場可 ¥3,700 ¥2,000 ¥1,000
複数回入場パス
通期パス 2025/4/13~10/3まで
毎日11時以降何度も入場可
※10/4以降入場不可
¥30,000 ¥17,000 ¥7,000
夏パス 2025/7/19~8/31まで
毎日11時以降何度も入場可
¥12,000 ¥7,000 ¥3,000
※価格は税込です。
※年齢は2025年4月1日時点の満年齢です。3歳以下の方は無料となります。
※上記のほかにも15名以上の一般団体割引券などの団体割引券があります。

詳細は2025年日本国際博覧会協会のホームページを参照ください↓
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/

大阪・関西万博の入場チケット購入や来場予約は?

大阪・関西万博の入場は、原則電子チケットとなっており、公式販売サイトからスマートフォンやパソコンで直接購入することが可能です!
※電子チケットに不慣れな方は、旅行代理店などの販売事業者からご購入することも可能です。

購入にあたっては「万博ID」の登録が必要です。万博IDとは、大阪・関西万博の各種サービスで利用する共通のログインIDのことで、チケット購入や来場予約のほか、今後発表されるさまざまなサービスやコンテンツを体験するために必要なものです。

~入場チケット購入方法~

STEP1

チケット購入に必要な「万博ID」を登録。登録にあたり、スマートフォンやパソコンなどの端末、メールアドレスが必要

▶登録はこちらから

STEP2

公式チケットサイトで入場チケットを購入!

▶購入はこちらから

STEP3

大阪・関西万博に行く日を決めて、来場日時を予約!
※大阪・関西万博は、来場者の安全で円滑な移動を実現するために、事前に来場日時を予約してからご来場いただく仕組みとなっています。
※来場日時予約は、来場希望日の6ヵ月前から、先着順で受け付けます。
※予約ページは2024年秋以降に案内予定

STEP4

予約した来場日時にあわせて、パビリオンやイベント、展示などの観覧予約!
※2024年末以降に案内予定

STEP5

予約した日に、万博会場へGO!

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)

日程:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)/ 184日間
会場:大阪府大阪市此花区「夢洲(ゆめしま)」
アクセス: Osaka Metro 夢洲駅(2025年1月末開業予定)すぐ
全般に関するお問い合わせ電話番号:0570-200-066
海外からのお問い合わせ国際電話番号:+813-4553-8025
「2025年大阪・関西万博」公式サイト:https://www.expo2025.or.jp

大阪・関西万博は未発表情報も多く、これからどんどん新しい情報が入ってきます!約1年後の万博ではどんな感動や体験に出会うことができるのか、今からとても楽しみです☆彡

※記事内の情報は2024年4月19日現在のものです。今後、変更されることがあります。