都市連動型メタバース「バーチャル大阪」がオープン

バーチャル大阪が始動!
近未来空間にダイブしてみた☆

2022.05.20

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Written by: リナ(rina)

● バーチャル大阪とは?

コロナ禍で人と会う機会が減り、注目されているのが仮想空間「Metaverse(メタバース)」。
インターネットやゲーム上など非現実の空間に作られた、3次元の仮想空間のことで、自分の分身となるアバターを使ってさまざまなコンテンツを楽しめるもの。昨年、Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変更したことで話題になりましたが、世界中でメタバースの活用が広がっています。

そして、日本・大阪でも都市連動型メタバース「バーチャル大阪」が登場。
バーチャル大阪は、2025年大阪・関西万博に向けて国内外に大阪の魅力を発信するため、2021年12月にプレオープンを経て、2022年2月28日に本格オープン。自宅や外出先などさまざまなデバイスを使って、リアルタイムで世界中の人々とコミュニケーションをとったり、バーチャル音楽ライブを楽しんだりできます。

もちろん、参加には年齢・性別・国籍は問いません!さぁ、世界中のさまざまな人々と一緒に大阪の新しい都市体験をしてみませんか??

● アバターで新市街を散策してみた

バーチャル大阪の入り方は、公式サイトからVRサービス「Cluster(クラスター)」をインストールして無料アカウントを登録するだけ!スマートフォンやPCなどから、だれでも簡単に参加できます。アプリ内に初期設定されている2種類のアバターから好きな方を選んだら、早速バーチャル大阪の世界に行ってみよう!

エントランスに入ると、いきなり巨大な太陽の塔が登場!1970年の大阪万博の時に芸術家の岡本太郎によって制作された、異彩を放つ大阪のシンボル。アバターの衣装も太陽の塔がモチーフとなっているところがおしゃれです。

周りを見渡すと滝のような場所があって、ここからいろんなエリアへワープが可能。なんと東京のバーチャル渋谷へも一瞬で行けるんですよ。
移動やジャンプなどゲーム感覚で簡単に操作できます。アプリ上に説明があるので、参考にしてみて。

それでは、大阪の仮想空間「新市街」にひとっ飛び!!
景色がガラリと変わって、道頓堀や大阪城など大阪市内のランドマークが集結する空間に。大阪で見慣れた景色だけど、非現実な空間で不思議な感覚になります。わあ、バーチャル道頓堀!ここでも個性的な看板が立ち並んでいて感動してしまいます。

戎橋からの景色は現実とそっくりで、橋の下には道頓堀川が流れています。
現実では危険なため飛び込み禁止ですが、バーチャルならと思って道頓堀に飛び込んでみると・・・!?
「バーチャルでも飛び込んだらアカンよ」と注意書きが出てきて、橋の上に戻されました。ごめんなさい!もう飛び込みません。

観光スポットの大阪城、梅田スカイビル、海遊館では、写真撮影をしたり、アスレチックで遊んだりできるので、ぜひいろいろと散策してみて♪

▼バーチャル大阪で遊んでみた動画も公開中!

● オリジナルアバター作成やチャットで会話も

バーチャルアプリ「cluster」の機能を使えば、無料でオリジナルアバターを作れます。好きな顔や髪形を選んで、自分だけのアバターができたら、バーチャル大阪でお披露目してみよう!

そして、バーチャル大阪で出会った人たちとはチャットで自由におしゃべりができる。私も、勇気を出して声をかけてみたよ。仲良くなったら、フレンド申請&登録も忘れずに。
バーチャル上の友達の輪は無限大。どんどんフレンドを増やしてみて!

友達になった記念撮影に、はい、グリコポーズ☆

● 2025大阪・関西万博が楽しみ♪

今後は、バーチャル商店街で買い物すると実際に商品が届いたり、イベント会場で音楽ライブが開催されたり、楽しみが盛りだくさんの予定だそう。先日バーチャル音楽ライブに参加してみたけど、拍手やサイリウムなどモーション操作もできるので、実際にライブに行ったような感覚で楽しめました♪

どんどんアップロードしていくので、まさに大阪のデジタルエンターテイメントコンテンツですね。

コロナで大阪に行けない人でも、バーチャル大阪なら大阪に行った気分を味わえます。
今後のイベントに注目をして、ぜひバーチャル大阪を体験してみてください!
そして、2025年の関西・大阪万博は、皆さんがリアル大阪で観光を楽しめることを願っています。

▼バーチャル大阪の公式サイトはこちら
https://www.virtualosaka.jp/