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Now! Osaka

大阪城公園で見つけた春の花たち
梅・桜にはじまり、ツツジ、ハナミズキ、ノダフジも

2023.05.02

Namaste!ネパールから来ました。Manjuです。
大阪に暮らして3年。大都会は緑がないイメージですが、大阪市内は中之島バラ園や御堂筋のイチョウ並木など、意外と自然豊かです。中でも大阪城公園はとても広く、たくさんの花々や緑があって安らげるところ。
今回は、大阪観光として定番である大阪城公園の3月から5月までの春の花々を調査してみました。

1月~3月:春を告げる梅からスタート

大阪城に春を告げるのは、この梅林。一斉に咲く梅の花々が、春に咲く花の第一号です。毎年1月から3月中旬まで約100種類の品種の梅が順番に楽しめます。約1.7haの梅林園の中に表情豊かな梅の花々の間に見える大阪城がとっても素敵!人気の撮影スポットです。

ミツバチも梅に誘われて!梅が咲くと春が近づいてきたってワクワクしますよね!

3月下旬~4月上旬:王道の桜が咲き誇る

そして、なんといっても華やかで心躍るのが桜!大阪城公園は桜の名所100選にも選ばれる関西屈指の名所で、約3,000本の桜があります。
この満開の桜を見てください!青い空にどこまでも広がる桜たちが見事でしょう。桜の木の下、みんな笑顔で記念撮影をしている人も多くて、桜の力ってほんとすごい!

南外堀沿いの道。両側から桜のトンネルのように咲いています。

堀にかかる桜も美しい…。眺めるだけで癒やされますね。

私も桜と一緒にパシャリ。春らしいショットが撮れました。「精神美」「優美な女性」「純潔」という花言葉の通り、日本の桜は清らかで美しいです。こんな風景を見てしまうと、日本に住んでいてほんとよかったな~って思います。

東外堀の南端からみた桜も。大阪ビジネスパークの近代的なビルとのコントラストがきれいだわ。

さらに長い階段を上って内堀の手前から見ると、天守閣と桜のコラボレーションが見られます。

日本で一番有名でよく目にする桜が「ソメイヨシノ」。ソメイヨシノが散ったあと、玉造口を上がったエリアでは八重桜が満開でした。花見シーズンを見逃してしまった人におすすめのスポットですね。
大阪城公園はいろんな種類の桜があるので、他より長い期間、いろんな場所を歩くとそれぞれ表情の違う桜と出合うことができます。

4月中旬:水辺には菖蒲、桃園も見頃に

でも大阪城の花は桜だけじゃないんです。いろいろな花が次々に咲いて、いつ行っても何かしらの花が楽しめるのが公園として素晴らしいところ!歴史ロマンはもちろんだけど、四季折々の花々が充実しているのが、お城をさらにロマンティックにしているわね。

桜と同じ時期に咲いていたのはアジサイ・ウツギ園で見つけた「シャガ」という花。木の下に群生して咲いていてとてもきれいです。

そして、水辺には菖蒲(アヤメ)が咲いていました。鮮やかな青が緑に映えてまぶしいです。

大阪城公園には梅林園だけでなく、桃園もあるのをご存じですか?ビジネスパークを背景に、艶やかな濃いピンクが目を惹く桃の花が咲き誇っていました。3月中旬くらいから順番にいろいろな種類の桃が咲きます。

4月下旬~5月:色鮮やかなツツジやノダフジ、ハナミズキ

4月後半になると公園中のいたるところで楽しめるのがツツジ。大阪城天守閣の正面もツツジの名所です。

色とりどりのツツジと大阪城と豪華3ショット!

玉造口を上がったところでは美しい石垣とツツジの共演が楽しめます。

玉造口のすぐ近くにはノダフジの藤棚が。
4月下旬から5月にかけて見頃を迎えるそうです。

内堀のほとりにはハナミズキの花が。

極楽橋からはハナミズキと天守閣の写真が撮れますね。

天守閣の前に、花盛りのなんじゃもんじゃの木(ヒトツバタゴ)を発見。面白い名前ですね。(笑) とってもいい香りがします。

大阪城公園のホームページには、お花のマップや、お花の種類や見頃など情報が詳しく載っています。
大阪城公園に訪れた際は、四季折々の花を探して、季節の移ろいを感じてみては?

※記事の情報は2022年のものです。花々の開花時期等はその年によって変動します。

紹介したスポット

大阪城公園

[アクセス] 中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」3-B号出口すぐ
長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」1号出口から徒歩約3分
谷町線・中央線「谷町四丁目駅」1-A号出口から徒歩約6分
谷町線「天満橋駅」3号出口から徒歩約8分