大阪でおすすめの春の和菓子4選

やさしい甘さに可愛らしい春の和菓子!
桜餅、桜花しぐれ、いちご大福、フルーツ最中

2022.03.25

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Written by: リナ(rina)

● 和菓子で感じる春の訪れ

穏やかで暖かく、気持ちのいい季節となってきました。そろそろ桜が咲き始めるシーズンです。
今回は、大阪の春の情景を彩るおすすめの和菓子をご紹介!定番の桜餅から新感覚のフルーツ最中まで、手土産はもちろん、お花見スイーツにもぴったりな和菓子を集めました。
見た目も麗しく、おいしい季節の和菓子で春を感じましょう♪

● 老舗和菓子屋「鶴屋八幡」の桜餅

1軒目は創業300年以上の老舗和菓子店「鶴屋八幡」からいってみましょう。
御堂筋線・淀屋橋駅から徒歩約2分、オフィスビルが立ち並ぶ一角に「鶴屋八幡 大阪本店」があります。「御菓子 鶴屋八幡」と書かれた看板が歴史を感じさせますね。

老舗和菓子「鶴屋八幡 大阪本店」の外観

店内はゆったりと広く、お店の奥には喫茶スペースも併設されています。看板商品の最中「百楽」や季節の上生菓子など、色んなお菓子が揃っていて、どれも手土産に喜ばれそうなものばかり。

老舗和菓子「鶴屋八幡 大阪本店」の内観

そんな鶴屋八幡で春におすすめの和菓子は、桜餅。桜の葉でピンク色の餅菓子を包んだ、春定番の和菓子です。通常は一枚の葉でお餅が包まれているのですが、鶴屋八幡では贅沢に大きな2枚の桜の葉に挟まれています。葉っぱをめくらないとピンクのお餅の顔が見えなくて、恥ずかしがり屋さんみたい。

鶴屋八幡の春の人気商品「桜餅」

手に持つとふわっと優しい桜の香りが漂って、一気に春気分に♪
お餅の中身はこしあんがぎっしりと詰まっていて、あんこ好きにはたまりません!お餅は噛み応えのあるもちもちとした食感で桜の風味がとても上品。塩漬けされた桜の葉は塩気が控えめなので、小豆の優しい甘さがしっかりと感じられます。

常温保管で2日間の日持ちとなっていますので、これからのお花見シーズン、桜の下で桜餅を食べてみるのも風情です。

● 「お染」のいちご大福、三色団子など

少し足をのばして、大阪市の北東部に隣接する守口市へ。
谷町線・今里筋線、太子橋今市駅から徒歩約5分、守口市土居の旭通商店街の中にある「お染」をご紹介。「餅・菓子 お染」と書かれた暖簾が目印です。

守口市土居の「餅・菓子 お染」外観

2017年のオープン以降、地元の方々に愛されている和菓子屋さんで、店内はアットホームな雰囲気が漂っています。ショーケースにはフルーツ大福やおはぎなどたくさんの和菓子がきれいに並べられていて、見ているだけでも心が躍る♪

ショーケース内に和菓子がたくさん並ぶ

その中でも人気商品は、春の和菓子の大定番「いちご大福」。白あんと粒あんの2種類のいちご大福が用意されているので、お好みに合わせて選べます。
大福のてっぺんからいちごが少し顔をのぞかせている姿がとってもキュート♡ 真っ二つに割ってみると、ごろっと大きないちごがまるごと入っています。

「餅・菓子 お染」の人気商品、いちご大福

一口食べると、ジューシーないちごの風味とあんこの優しい甘さがベストマッチ。そして、大福の生地はもちもちとした食感がありながらも、すぐに口の中でとろけていきます。
いちごの存在感が強い白あん、小豆の風味と食感がしっかり味わえる粒あん、それぞれの良さを楽しめます。

この他にも、桜ようかん、三色団子、あみ笠(草もち)、うぐいす、桜餅など、色とりどりの春の和菓子がラインナップ。1個110円~のお手頃価格なので、たくさん買っちゃうこと間違いなしです♪

三色団子、うぐいす、草餅など春の和菓子

全ての和菓子に保存料を使用していないため、安心して食べられます。
春の季節商品は、桜のシーズンが終わる4月中旬ごろまでとなっていますので、毎日のおやつやお花見のお供などにいかがでしょうか。

● 「宗家 源 吉兆庵」の桜花しぐれ

創業76年、アメリカや台湾など海外展開もしている「宗家 源 吉兆庵」。
大阪にも複数出店されていますが、堺筋線・北浜駅からすぐの「宗家 源 吉兆庵 高麗橋店」をご紹介。北浜エリアに溶け込んだ、とってもおしゃれでレトロな外観が特徴です。
店内には、果実の姿・形・味わいを生かした人気商品「自然シリーズ」や定番など、センスが光る和菓子がたくさん揃っています。

「宗家 源 吉兆庵 高麗橋店」外観

春の和菓子もたくさんラインナップ。どれも見目よく、商品名も華やか。左上から時計回りに、桜衣、桜花しぐれ、桜ぜりぃ、花むらしと春を感じるネーミングです。

「宗家 源 吉兆庵」の春の和菓子

今回はこの中から、人気の桜花しぐれをチョイス!
表面にひびが入ったしぐれ生地に、風味豊かな薄ピンクの桜あんが包まれていて、桜の花びらをのせた春の芽吹きを感じられる一品です。

「宗家 源 吉兆庵」の桜花しぐれ

ほろほろとした食感のしぐれと、しっとりとしたこし餡が絶妙なバランス!トッピングの桜の花びらの塩気がアクセントになっていて、さらにおいしさを引き立てます。
日持ちは約2週間。お土産として、春の和菓子を買いたい人におすすめですよ。

● 「十み果」のカラフルなフルーツ最中

2021年12月に関西に初進出した新感覚スイーツをご紹介!
四つ橋線・四ツ橋駅から徒歩約3分、「フルーツ最中 十み果 新町店」。フレッシュフルーツと最中を組み合わせた、カラフルでかわいらしい和菓子の専門店です。

「フルーツ最中 十み果 新町店」外観

老舗のお茶屋さん「矢野園」を奥に進むと、シックな和の雰囲気の店内にカウンターがあり、テイクアウト専門となっています。

「フルーツ最中 十み果 新町店」内観

全10種類のフルーツ最中、最中バターサンド、クリーム大福などカラフルなサンプルがとってもかわいい♡これだけ種類があると、どれにするか迷っちゃいますね~。

今回は春の果物、いちごを使った2種類のフルーツ最中とピンク色がかわいいクランベリーの最中バターサンドをいただきました。最中と餡がくっつかないようにパッケージされているので、持ち帰ってから自分で最中を作ります♪

「十み果 新町店」のいちご、紅ほっぺ、最中バターサンド

ピンクの最中は、あまおう餡と濃厚ミルク餡を挟んだ紅ほっぺ。ホワイトの最中は、バナナ餡ときな粉餡を挟んだいちご。食べるときは、上下の最中の皮が割れないようにやさしく押しつぶします。

パリパリとした最中の皮の食感から入って、バナナときな粉、フレッシュないちごの風味が絶妙なハーモニーで、これは新感覚!!お餅のもちもち感も合わさって、噛めば噛むほどいろんな味と食感が楽しめます。
紅ほっぺのいちごとミルクのかけ合わせは、言うまでもなくおいしい♡ 餡の甘さが控えめなので、いちごの甘さが口いっぱいに広がって幸せな気分になりました。
フルーツ最中は新鮮な素材が使われているので、当日中の日持ちとなっています。

クランベリーの最中バターサンドも一口サイズで食べやすくてGOOD!今流行りのバターサンドが和テイストでヘルシーに味わえるので、ぜひ一度試してみてください♪

紹介したスポット

鶴屋八幡 大阪本店

[アクセス] 「淀屋橋駅」9号出口から徒歩約2分
「肥後橋駅」5-B出口から徒歩約4分
[営業時間] 8:30~19:00 土日祝8:30~17:00

餅・菓子 お染

[アクセス] 「太子橋今市駅」1号出口から徒歩約3分
[営業時間] 11:00〜18:00 ※なくなり次第終了
[定休日] 火曜日

宗家 源 吉兆庵 高麗橋店

[アクセス] 「北浜駅」6号出口から徒歩約1分
[営業時間] 月~金曜日 9:00~19:00
土曜日・祝日 10:00~18:00
[定休日] 日曜日、元旦

フルーツ最中 十み果 新町店

[アクセス] 「四ツ橋駅」2号出口から徒歩約3分
「西大橋駅」2号出口から徒歩約5分
[営業時間] 10:00~19:00
[定休日] 不定休

M17

淀屋橋

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肥後橋

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太子橋今市

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