
暑い夏にクールダウン!!
かき氷を食べて一気に氷点下へ?!
2020.07.17


Written by: キタちゃん(Kita chan)
● かき氷って1300年前からのスイーツらしい?!
夏祭りや縁日などで必ず見かける「かき氷」は、夏の風物詩。約1300年前、平安時代に書かれた日本最古のエッセイ集『枕草子』には氷について甘いものをかけて食すと記されていたらしい。昔は冷蔵庫もなく、とても貴重なものだったでしょうね。近年のブームを見ても、かき氷は劇的な進化をしていき「映える」かき氷が続々と登場。
かき氷は、氷なので持ち帰ることができず、口に入れるとふわっととけてなくなる儚さも魅力だよね。
たかが氷、されど氷。使う水や凍らせ方によって氷のできに違いがあり、削り方によっても全く違った食感に仕上がるかき氷。さらには、お店でシロップを果実から手づくりしていたり、素材の組み合わせが絶妙だったり、かき氷がこんなに奥深いものかと感動することも!
さて、かき氷を中崎町駅で食べ比べ!!個性ある味を楽しもう♪
● 「大阪浪花家」たい焼き屋さんのかき氷
まず訪れたのは、中崎町商店街にある「大阪浪花家」。どこからともなく、ただよう甘い香りの正体は、たい焼き。そう、ここはたい焼き屋さんなのですが、夏はかき氷がとっても人気。2012年に開業した比較的新しいお店ながら、中崎町の昔ながらの雰囲気に馴染んだレトロな外観。店内には靴を脱いで上がる座敷席もあるんです。
かき氷は、宇治金時やみぞれ、宇治、黒蜜などシンプルなメニューが並ぶ中、旬の果物を惜しみなくのせたメニューが気まぐれに登場。桃やいちご、枇杷なんかもあります。自家製のあんをトッピングして、ボリュームアップするのもGOOD!大と小のサイズがあるのもうれしい。
● 年中オープンのかき氷専門店「がるる氷」
次は同じく中崎町商店街 で「大阪浪花家」から徒歩2分の「がるる氷」。2016年に大阪では初めてのかき氷専門店としてオープンし、冬でも冷たいかき氷が楽しめる。季節に関係なくかき氷を嗜んでは、インスタなどで情報発信する「かきごーらー」たちも注目するお店のひとつです。氷がとけ始めても固くならないように削られた氷には、ふわっふわのエスプーマがオン。見た目のボリュームに圧倒されそうなほどですが、意外とあっさり食べられます。こちらも、ピスタチオや紫芋、ティラミスなどさまざまなメニューがスタンバイ。時期によって違ったものが楽しめるので、何があるか楽しみに訪れてみてくださいね。こちらは、公園に臨むおしゃれなカフェのようで、同じ商店街にありながら大阪浪花家とはまた違った雰囲気が楽しめます。
● かき氷、どこから食べるのが正解?
少し油断するとあっという間にとけてしまうかき氷。器からはみ出さんばかりに盛られていると、こぼさずに食べるのが難しいですね。できるだけこぼさないように食べるには、上から食べるのが正解!横からスプーンを入れると氷の山が崩れやすいため、上から少しずつすくって穴が開いたら、そこに横の氷を入れながら食べるようにすると、混ぜやすくなりきれいに食べられます。
紹介した以外にも、大阪には色んなタイプのかき氷があります。真夏には猛暑日の続く大阪で、ぜひかき氷を味わってみてください!実際、体感温度は2~3度下がるようですよ。
紹介したスポット
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