大阪・天満で昼からはしご酒!
安くて美味しいおすすめの穴場居酒屋をご紹介♪
2024.04.05
Written by: Daniel(ダニエル)
● 昼飲みはしご酒の聖地、天満(裏てんま)へ
Hi!僕はダニエルです。
カリフォルニアから大阪に来て7年目。日本の食文化が大好きで、大阪のホテルのレストランで修行中です。
そんな僕の趣味は食べ歩き!休みの日は穴場を求めて、いろんなところへ食べ歩きに行ってるよ。
今回紹介する天満は、昼から飲める天国のようなところ❤ひとりでも十分に楽しめる天満で、昼からはしご酒をしてきました!
昼飲みのメッカ、天満方面に行くにはOsaka Metroの扇町駅がとっても便利です。
今はお昼の2時半。美味しいお酒とグルメを求めて、いざしゅっぱ~つ!
● インスタ映え間違いなし!ボリューム満点のなだれ寿司
1件目に訪れたのは、僕の大好きなお寿司屋さん!ネオンの装飾がキュートでオシャレな「コトブキツカサ」です。外にはテラス席も用意されていて、ゆったりした雰囲気がとても心地よいお店♪
早速店内に入って、お寿司のネタがよく見えるカウンターに着席。「コトブキツカサ」での注文はQRコードからスマホでするみたい!はじめは日本語だけだからどうしようかと思ったけど、スタッフの方が手伝ってくれて、簡単に注文することができたよ。
カウンター席は注文したお寿司を待っている時間も楽しいよね。ネタケースにある新鮮な寿司ネタ見るのもワクワクするし、職人さんの技を間近で見ることができるのも心躍ります。さて、どんなお寿司が出てくるかな?ドキドキが止まりません!
僕が注文したのはコトブキツカサ名物「なだれ寿司」!
す、すごい。ちょうど僕の目の前でお寿司が作られていきます。巻き寿司を重ねた上にこれでもかってくらいサーモンやマグロ、ネギトロ、いくらが乗せられていく…。名前の通り、今にもなだれがおこりそうだ!
見てよ。このフォトジェニックな山盛りのお寿司を!このボリュームを!
実際に手で持ってみるとずっしり重い。もちろん写真を撮りまくりましたよ✌
いざ、実食!どっからどうやって食べてよいものか、悩むなぁ…(笑)
えいっ!とおもいきってお箸入れてみると、やっぱりなだれがおこったよ。(笑)
それでも気にせずに、まずは上にたっぷりのっている刺し身をパクリ!それから下に埋まっているお寿司ももぐもぐ。あぁ、一口食べるごと口の中に海鮮のうまみが広がっていく~。やっぱり、本場日本のお寿司は新鮮で絶品だね!
「なだれ寿司」のお値段は1,980円と少しお高めだけど、見た目通りかなりの量があって、十分に満足できるのでコスパは良いお得な一品です。ぜひ、ここに来たら頼んでほしいおすすめのメニューだよ。その他にも、にぎり寿司は1貫80円から注文出来て、とっても安いんだ!
ちょこっと食べてまた次の店って思ってたのに、1軒目で結構なボリュームを食べちゃった。天満でお寿司を食べるときはぜひ「コトブキツカサ」に寄ってみてね。
● はしご酒に豚足とホルモンは外せない!
さて、2件目は何を食べようかな?
そう思いながら天満の路地を歩いていると、豚足とホルモンのお店を発見!気になったので、こちらの「豚足ホルモン小林商店」に入ってみました。お客さんいっぱいだったけど、運良く座れてラッキー。
「小林商店」でまず注文したのはこの豚足!お箸で掴むと、骨からするりと身が取れるほどに柔らかジューシー。
トロットロで味がしみ込んでいて口の中でとろけていきます。一瞬にして、完食してしまうほど美味しかった!これなら豚足が少し苦手な方も、パクパク食べられそう。
次に焼き肉のハーフアンドハーフもオーダーしました。
2種類選べるお肉とサービスの野菜がついていて、店員さんが鉄板で焼いてくれます!
僕がチョイスしたお肉はハラミとコウネ。
ハラミはコリコリとした歯ごたえがあり、肉の旨味が強くてコクのある味わいが特徴。
コウネはいわゆるブリスケットのことで、しっかりとした歯応えの固めできめ細かい肉質が特徴的。日本の焼肉店ではなかなか見ることのない希少なお肉です。コウネに含まれているコラーゲンの脂はとても甘くて噛みしめるたびに旨味が溢れてくる!お肉の脂をまとった野菜もめっちゃおいしい。またまた結構なボリュームをペロっと食べてしまいました。(笑)
● 昼から賑わう裏天満・ちょうちん通り
奥の方に進んでいくと「裏天満・ちょうちん通り」が広がっています。
©(公財)大阪観光局
昼は電気ついてないけど、夜はこんな感じ!とってもフォトジェニックだよね。
ちょっと満腹になった僕は、このあたりをぶらぶら。ほんとにお昼から賑わっているね。美味しそうな匂いが町中から漂ってきて、いろいろと見て回るだけでもおもしろい。どれもおいしそうだなぁ…。
● 一期一会のはしご酒、相席で乾杯♪
散策をしていたら通りの角に、なんだか盛り上がってる店を見つけたよ。
「ほっこりダイニング田なか」では明るいうちから昼飲みを楽しめるテラス席が気持ちいいです。
お腹パンパンだったので、ここでは軽いアテで…。お通しのマカロニサラダとからすみ(魚の卵の塩漬け)とショウガ。
からすみはボラっていう魚の卵巣を塩漬けして乾燥させた食べ物だよ。昔は保存食として食べられていたみたいだけど、時を経て今では日本の三大珍味の一つになっています! 初めて食べたからすみは、独特の臭みがくせになるチーズのような味わいでした。
一人でお酒を飲んでいると、どこからともなくおじさんがニコニコ近づいてきて「Hello~!」
気が付けば一緒に飲んでいました。(笑)
話しかけてきてくれたのは、天満周辺でよく飲み歩いているという「いさおさん」。英語が堪能で熱く天満愛を語ってくれました!いさおさんが語る天満の魅力は、賑やかでフレンドリーで、そして安くておいしい店がいっぱいなこと。僕も本当にそう思うよ。彼とも一瞬で打ち解けて初めて会った気がしない!
実は今まで行った2件の店でも、隣に座った人達が気さくに話しかけてくれたんだ。言葉が通じても通じなくても、酒飲みはみんな友達!天満ってそんな体験ができるところだよね。「また会おうね!」っていさおさんと別れ、最後は天満らしい居酒屋へ。
● 最後は、天満のディープな穴場居酒屋へ
最後に訪れたのは、下町っぽい雰囲気が漂う「但馬屋」(たじまや)。
中に入ると、わあ!すごい!メニューの短冊が壁一面にびっしり貼られてます。
どれを頼めばいいのやら…って迷ったときは、周りの人が食べてるのを観察し、指差しでオーダーするのが結構よかったりする。それでも迷ったときは、お店の人におすすめを聞いてみるのも大正解だよ!
隣の人がグラスにビールを注いでくれた!お酒を注ぎあうのも日本の素敵な文化だよね。
がやがやと人々の話声がBGM。そんな中で飲むお酒は本当においしいよ!
お店の名物どて焼きを注文。味噌で煮込まれたモツがお酒に合う!
そしてやっぱり、大阪と言えば串カツだよね。僕も串カツは大好物なんだ。但馬屋の串カツもサックサクのホカホカで大満足♪
いかがでしたか?
天満の楽しみ方はこんな風に色々なお店を回る、はしご酒がおすすめ!
長い時間だらだら居座るのではなく、さっと1杯2杯、うまいアテをちょっとつまんで帰るのが粋(いき)ってもんです。
天満ではたくさんの店が昼から夜までやっていて、はしごした分だけいろんな味やいろんな人に出会えます。
夜もいいけどお昼から飲めるって、なんか休みの日を楽しんだ~って感じがするよね。観光で大阪を訪れたなら、天満での昼飲みはしご酒プランはいかがでしょうか♪
ほら見て。安いお店がこんなにいっぱい。もう暗くなってきたけど、まだまだ帰れないよ~!
誘惑に負けて、もう一軒行こうっと。(笑)
※掲載情報は2023年1月20日のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
紹介したスポット
コトブキツカサ
[アクセス] 「扇町駅」1号出口から徒歩約5分
[営業時間] 平日15:00~23:00
土日13:00~23:00
[定休日] 無休
豚足ホルモン小林商店
[アクセス] 「扇町駅」1号出口から徒歩約5分
[営業時間] [月・火・水・木]17:00~24:00
[金]17:00~02:00
[土]12:00~02:00
[日・祝]12:00~24:00
[定休日] 無休
ほっこりダイニング田なか
[アクセス] 「扇町駅」1号出口から徒歩約5分
[営業時間] 12:00~24:00
[定休日] 無休
但馬屋
[アクセス] 「扇町駅」1号出口から徒歩約5分
[営業時間] 10:00~22:00
[定休日] 無休
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