カラフルな日本の伝統的なスイーツ和菓子

What is Wagashi?
日本の伝統的なスイーツ“和菓子”
大福、餅、どら焼きと日本のお菓子が人気です!

2021.01.08

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Written by: リナ(rina)

● 和菓子のはじまりは2000年以上前!?

新年、あけましておめでとうございます。
2021年、第一弾は日本の伝統的なスイーツ“和菓子”について、お話ししようと思います。
和菓子と言えば、何を思い浮かべますか?だいふく、もち、どら焼き、最中(もなか)・・など、あげだしたらキリがないほど種類が豊富なんです。
さぁ、そんな奥深い和菓子の世界を覗いてみましょう♪

和菓子の歴史は、今から2000年以上も前、縄文時代(世界史でいう新石器時代)にまでさかのぼります。木の実をくだいて、水でアク抜きをして丸めたもの、これが団子の始まりといわれています。こんなに大昔から和菓子の原型があったなんて、驚きですよね!

飛鳥・奈良時代(600~700年代)には中国大陸からお菓子や製法が伝わり、その後、お茶の文化の発展と共に日本独自の製法など工夫を加えていった結果、現在の美しい形状をした和菓子が誕生しました。

そして江戸時代(1603〜1868年)、日本中の地域から独自の和菓子が次々と生まれていき、急速に和菓子文化が発展していきました。現在食べている和菓子のほとんどはこの時代に作られたものだとか!ちなみに伊勢の赤福本店や京都の井筒八ッ橋本舗など、いまでも続く老舗のお店が創業したのもこの時代なんですよ。
こうして、和菓子は現代に受け継がれ、多くの人に愛されるお菓子となっていったんですね♪

● 和菓子の種類と歴史

種類が豊富な和菓子は、水分量や製法、用途などで細かく分類されています。今回は、日本でなじみの深い和菓子の種類を歴史とともにみていきましょう。

団子


一般的な材料:もち米(白玉粉)、うるち米(上新粉)、砂糖など
日持ち:常温で5日間ほど

もち米やうるち米など米の粉を練って、小さく丸めたもの。弾力のあるもちもちとした食感が特徴です。すでに平安時代(794~1185年)には「団子」という名称で呼ばれていたらしく、歴史の古い和菓子のひとつ!砂糖醤油の餡をかけたみたらし団子や緑、白、ピンクの三色が可愛らしい花見団子など、串にささった串団子が人気です。

大福


一般的な材料:餅粉、小豆、砂糖など
日持ちの目安:常温で1日ほど

小豆の餡を餅で包み、真っ白できれいな丸に整えられた和菓子。江戸時代(1603〜1868年)に庶民が食べていた鶉餅(うずらもち)に砂糖をまぶしたものが始まりとされており、一気に全国へ人気が広がりました。大福は職人のアイデアがふんだんに取り入れられて、昔から人気の豆大福や和菓子ブームとなったいちご大福など、多種多様に作られ老若男女から愛されています。

フルーツ大福の記事はこちら>>果物×あんこで旬を味わう!フルーツ大福


一般的な材料:米粉、砂糖、小豆など
日持ちの目安:常温で1日ほど

餅を使った和菓子は、平たい丸型の餅に餡をのせて二つ折りにし、かしわの葉で包んだ「かしわ餅」や桜の葉で包む「桜餅」、きな粉や黒蜜をかけて食べる「わらびもち」など和菓子の中でも一番種類が豊富!また全国各地のご当地の餅菓子もバラエティ豊かで、大阪は餅に香ばしいケシの実をまぶした「けし餅」が有名です。

饅頭(まんじゅう)


一般的な材料:小麦粉、小豆、砂糖など
日持ちの目安:常温で2日ほど

小麦粉と黒砂糖を混ぜた生地で餡を包んだ、温泉地などでお土産として人気の「茶饅頭」。婚礼やお祝い事の際に贈られる紅白饅頭で知られる「上用饅頭(じょうようまんじゅう)」などなじみ深い和菓子。お酒が入り香りが漂う「酒まんじゅう」は日本の饅頭の起源と言われています。日本酒を作る工程と似ていて、発酵した饅頭として外国人の方にも人気です。

たい焼き


一般的な材料:小麦粉、砂糖、小豆など
日持ちの目安:常温で1日ほど

小麦粉を水で溶いた生地にあんこを包み、魚の鯛をかたどった型に入れて焼き上げた和菓子。たい焼きの発祥は諸説があり、有力なのは明治時代(1868~1912年)に今川焼き(たい焼きと同じ製法で丸い形をしているもの)から派生したとされています。見た目もかわいく、1975年に発売された、たい焼きを歌った童謡『およげ!たいやきくん』は450万以上のメガヒットとなり、ギネス世界記録に認定されています!日本人だけでなく外国人にも愛される和菓子の代表です。

カステラ


一般的な材料:卵、小麦粉、砂糖、水あめ
日持ちの目安:常温で14日ほど

小麦粉・卵・砂糖を混ぜ合わせた生地をオーブンで焼いた、ふんわりとしたケーキのような和菓子。室町時代(1336~1573年)にポルトガルの商人によって長崎に伝わった、「パォン・デ・ロー」というお菓子を再現したものといわれています。日本の和菓子に今までにない製法で旋風をおこし、シンプルなのに繊細な味わいが長く人々に愛されています。

羊羹(ようかん)


一般的な材料:小豆、砂糖、寒天
日持ちの目安:常温で1年ほど

あんに砂糖・寒天を入れたものを、練りながら煮詰め、型に流しいれて固めた和菓子。
羊羹は元々、中国料理で羊の肉を煮たスープのことを意味し、鎌倉・室町時代(1185~1573年)に僧侶によって日本に伝わったといわれています。しかし、当時の仏教では肉食が禁止されていたため、羊の代わりに小豆を使ったものが、日本での羊羹の原型になりました。水分が多くゼリーのような水ようかんも人気があります。

練り切り


一般的な材料:白あん(白いんげん豆や白小豆)、砂糖、山芋、もち米(みじん粉)など
日持ちの目安:常温で1日ほど

白あんとつなぎを合わせて練った生地で作られた、“おもてなし”に欠かせない和菓子。お茶席などで出される上生菓子に分類され、梅やアジサイなど季節の花などをかたどった、美しく繊細なデザインと上品な味わいが特徴です。江戸時代後期から(1800年代)登場した練り切りは、職人の技が光る「食べる芸術」ともいわれています。

※商品によって原材料や日持ちは変わりますので、店舗に確認するか、商品の原材料表示や賞味期限をご確認ください。

● 四季折々のお菓子を味わおう♪

和菓子は四季の訪れを感じられるのも、醍醐味のひとつ。
春は桜餅や花見団子、夏は水ようかん、秋はおはぎや栗きんとん、冬は柚子餅といったように、四季折々の和菓子を味わうことができます。

また和菓子の形で季節を表現することもあり、練りきりでは、桜や梅、菊など季節ごとに美しい形状と色合いを楽しめます。

桜餅など春の和菓子
ひとつひとつに伝統や歴史があり、想いが込められている和菓子。老舗から新店まで全国各地にある和菓子屋さんはもちろん、百貨店やスーパー、コンビニでも手軽に購入することが可能です。
ぜひ、四季折々の美しさを感じながら、和菓子を味わってみてはいかがでしょうか?